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君が居なきゃ生きられない

新規ジャニオタの雑事

初恋と呼べるような彼から引退宣言を食らった心境

茫然自失としている。それしか言い表せられ無い。
一番好きだった若手俳優が、引退を表明したからだ。3月31日付け、らしい。一ヶ月しか無いじゃないか。

以下、彼にまつわる思い出話、というなの追悼文だ。この感情を葬らせてほしい。

私はジャニオタになる前、二次オタだった。けれど近頃は多くの作品がミュージカルとして若手の俳優さんが演じて下さる機会が多い。
私の一番好きな作品のミュージカルはシリーズ化して今も演じられている。けれど、キャラクターは同じでも演じる人は代替わりすることも多々あるのだ。
私が一番好きなキャラクターは第一段で最初に主役を務めた。本来は主人公の先輩、くらいの立ち位置の彼だが大人の女性からの人気が大きい。
初演は評判が良かったのか、再演が行われた。しかし主演が交代する。

その、再演の主演こそが彼だった。

ミュージカルどころか、デビューが主演で座長だった。

若手俳優で結成された人気グループの弟分に所属して、後に二つのグループは一つになる。ジャニオタになった今、それはおかしいのではないかとやっと気付いたがもう遅い。

その後有名な「ミュージカル テニスの王子様」にも出演。原作の展開が1巡して最終回まで行ったので、突入した2巡目。その中で私の一番好きな学校の生徒を演じていた。
1巡目の時はそのキャラクターは目立たないからか、存在は無く影で誤魔化されていた。だから彼が演じてくれることが本当に嬉しかった。 

この頃には彼が大好きだった。好きな若手俳優を聞かれたら彼を答えていた。初めてネット通販で買ったのは、彼が初舞台で初主演だった作品で。実家を出るときも洋服の中に大切に入れて持ってきた。結局数回しか見なかったけれど、おまもりみたいなものだった。

その後彼は映画や深夜ドラマの主演も勤めていて、機会があれば彼の姿を見つめていた。
たまにWikipediaで彼の項目を見ていた。いつかは同じミュージカルに出演していた斎藤工さんのように、人気俳優になってしまうのだろうとさみしくも楽しみにしていた。

最後にみかけたのはNHKの番組だったか。なんであのときもっとちゃんと追おうとしなかったんだろう。どう思っても悔やみきれない。

私は彼のファンとは言えない。でも、彼を好きだった。彼の演じる姿は空気を作り出すというよりその世界観にとけ込む、といった感じがした。優しい雰囲気の彼が好きだった。

もし、もし気軽にイベントに行ける距離だったら。そう悔やんだことは数え切れない。私は結局生身の彼を知らぬまま、彼は引退するのだ。

引退理由は、とあるきっかけから夢を追いたい、悔いを残したくないということが書いてあった。改めて彼の文章をみて、同じグループの他の人とは違いきっちりとした文章が書けるところが好きだったことを思い出してまた辛くなる。

せめて、この恋心の死骸を肥料にして大輪の花を咲かせてくれなきゃ許せない。